近年の相次ぐ豪雨、猛暑、大型台風により各地で大きな被害が出ています。その背景に、地球温暖化の深刻化が指摘されており、影響が長期にわたる可能性があります。温暖化のない地球を取り戻すには、今後10年間の取り組みが重要です。今、世界の流れは、化石燃料の中で、最も多くのCO2を排出する石炭火力を廃止する、脱石炭・脱炭素化社会に向けた政策が進められています。近隣の住民への大気汚染物質による健康影響も懸念されるなか、日本で新たな石炭火力発電の建設計画が進められているのは、なぜなのでしょうか。今回の講座では、京阪神における公害問題から、石炭火力問題を解決するために、私たちに何ができるかについて学び、考えていきます。
<第1回 10/19 18:30-20:00>
テーマ:石炭火力発電から何が出てくる
石炭火力発電は、どんな環境への影響をもたらすのでしょうか。
これまでの公害問題を見てきた専門家からの話を受けて、
地球環境、地域にどのような影響があるのかについて考えます。
キーワード:大気汚染公害、エネルギー基本計画、地球温暖化
講師:西川榮一(神戸商船大学名誉教授)【資料】
島村健(神戸大学教授) 【資料】
多数のお申込みをいただき、ありがとうございました!
<第2回 10/26 18:30-20:00>
テーマ:石炭火力は「安い」?そして本当に減るの?本当に減るの?
政府は、7月に石炭火力発電の縮小について発表しました。
海外から「石炭中毒」と批判される日本の石炭依存は変わるのでしょうか。
本当に石炭火力は安いのか、減るのか。
日本のエネルギー政策は脱炭素に向かうのでしょうか。
エネルギー政策の専門家からの報告を受けて考えます。
キーワード:石炭火力のコスト、脱石炭・原発政策、容量市場
話題提供:山本元(気候ネットワーク)【資料】
講師:大島堅一(龍谷大学教授)【資料】
<第3回 企画調整中>
開催方法:Zoomを用いたオンラインセミナー方式(定員100名・先着順)
申込方法:申込フォームより、お申込みください。その際、入力いただいたメールアドレスに自動でアクセス先が届きます。また、zoomに関する技術的なサポートは行っておりませんので、各自でご準備いただきますようお願い申し上げます。
主催:神戸の石炭火力発電を考える会、あおぞら財団、
地球環境市民会議(CASA)、気候ネットワーク
お問い合わせ
神戸の石炭火力発電を考える会
TEL:080-2349-0490