ご存知でしたか?
兵庫県神戸市灘区で運転中の2基の大型石炭火力発電所。
これに加えて、新たに2基の巨大な石炭火力発電所の建設が計画され4基になりました。
大型石炭火力発電所からは、大量のCO2(約690万トン)だけでなく、大気汚染物質が排出されます。
神戸に建てられた石炭火力発電所は、地球環境にも地域環境にも大きな影響があるのです。
神戸では、すでに大規模な石炭火力発電所が2基稼働中です。さらにそこに新たに2基の巨大な石炭火力発電所が建設されました。本当に必要でしょうか?
石炭火力発電所は、たとえ最新型であっても大量のCO2や汚染物質を排出します。将来の地球環境、地域への環境影響を考える上でも、石炭火力は最悪の選択肢です。
PM2.5は体の奥深く、血中に侵入し、ガン、心臓病、脳卒中のリスクを高めます。大気環境の悪化、ぜんそくなどの健康影響も心配されます。
いつもご支援いただき、ありがとうございます。
神戸学生青年センターでの写真展#1に続き、以下の2か所での展示が決定しました。
ぜひ、皆様のご来場をお待ちしております。
2023年2月、新たに神戸に建設された神戸発電所4号機が稼働を開始しました。
神戸には、住宅街から僅か400mの距離に、石炭を燃料とする火力発電所が4基あります。
私たち「神戸の石炭火力発電を考える会」は、公害患者会、環境団体、学識者によって構成する市民団体です。私たちは、地域・地球環境に与える影響の大きさから、多くの市民とともに建設計画に反対の声を上げました。
この写真展は、神戸の石炭火力発電所に向き合い、闘ってきた市民の活動の記録です。今回の写真展は、第2回目となり、パタゴニア神戸の協力を得て開催いたします。
私たちの闘いは続いています
建設計画における手続きにおいて提出された資料を読み解き、問題点を明らかにし、行政に対して建設を認めないように要請してきました。また、日本で初めて公害調停という手続きによって、事業者との対話を通じて建設計画の撤回を求めてきました。しかし、建設計画を止めることが叶わず、裁判所へ訴えることとしました。2018年9月に、神戸製鋼所、関西電力に対して建設・稼働差し止めを求める民事訴訟を起こしました。同年11月には、建設を認めた国に対する行政訴訟を起こしました。2023年、行政訴訟は最高裁において、棄却・却下され裁判は終結しました。現在、企業の責任を問う民事訴訟の控訴審を闘っています。次回の裁判は2024年10月23日に予定されています。
私たちは、写真展における出会いを通じて、一人でも多くの方と、神戸の石炭火力問題を共有する場にできればと考え、企画しました。この出会いが、共に変化を進める一歩となることを願っています。
このたび、石炭火力発電所におけるアンモニア混焼技術の持続可能性について、学習会を開催することとなりましたので、ご案内いたします。
気候変動と環境問題が深刻化する中、私たち市民がどのようにエネルギー政策に関わり、持続可能な社会を築くことができるのでしょうか?この学習会では、神戸で進行中の石炭火力発電所の問題と、脱炭素火力と称して導入されようとしている、アンモニア混焼に焦点を当て、深く掘り下げます。
第1回は、明日香 壽川先生にお越しいただき、世界の気候エネルギー政策から見えてくる日本の課題について、お話いただく予定です。
共に学び、考え、行動することで、より良い未来を作るための第一 歩を踏み出しましょう。あなたの声が、地域と地球の未来を変える力となります。
日時:8月24日(土)14:00‐16:00
会場:あすてっぷKobe セミナー室1
開催方式:会場参加&Zoomウェビナーによるハイブリッド開催
参加費:無料
申し込み方法:【申し込みフォーム】より必要事項を入力のうえ、送信してください。
2024年6月19日(水)、株式会社神戸製鋼所の第171回定時株主総会が開催され、当会のメンバー等が現地に赴きました。当会は、神戸製鋼所の経営陣や他の株主に対して石炭火力事業の見直しと早期の脱炭素化を訴えるため、2021年から株主としてアクションを行っています。また、神戸製鋼所グループの事業における脱炭素に関する課題をまとめた「事業リスク・レポート」を編集・発行し、株主総会に参加される株主に配布しています。
(今年はJRの列車大幅遅延の影響で、配布が遅れたことお詫び申し上げます。)
2023年2月、新たに神戸に建設された神戸発電所4号機が稼働を開始しました。
神戸には、住宅街から僅か400mの距離に、石炭を燃料とする火力発電所が4基あります。
私たち「神戸の石炭火力発電を考える会」は、公害患者会、環境団体、学識者によって構成する市民団体です。私たちは、地域・地球環境に与える影響の大きさから、多くの市民とともに建設計画に反対の声を上げました。
この写真展は、神戸の石炭火力発電所に向き合い、闘ってきた市民の活動の記録です
私たちの闘いは続いています
建設計画における手続きにおいて提出された資料を読み解き、問題点を明らかにし、行政に対して建設を認めないように要請してきました。また、日本で初めて公害調停という手続きによって、事業者との対話を通じて建設計画の撤回を求めてきました。しかし、建設計画を止めることが叶わず、裁判所へ訴えることとしました。2018年9月に、神戸製鋼所、関西電力に対して建設・稼働差し止めを求める民事訴訟を起こしました。同年11月には、建設を認めた国に対する行政訴訟を起こしました。2023年、行政訴訟は最高裁において、棄却・却下され裁判は終結しました。現在、企業の責任を問う、民事訴訟の控訴審を闘っています。
私たちは、写真展における出会いを通じて、一人でも多くの方と、神戸の石炭火力問題を共有する場にできればと考え、企画しました。この出会いが、共に変化を進める一歩となることを願っています。