2017年12月28日(木)兵庫県、神戸市が環境影響評価の審査再開へ向けた動き

神戸製鋼(以下「神鋼」という。)が、アルミや銅の製品について強度などの検査証明書のデータを書き換えなどの不正行為を行っていたことが発覚した後、兵庫県は、準備書に記載された数値データ等の検証を行うため、環境影響評価審査会神鋼神戸製鉄所火力発電所部会の開催が延期されていました。

今月14日、井戸知事は定例の記者会見において、アセスメントに係るデータに「不正はなかった」と述べ、追加データ等の提出をもって年内の審査再開の見通しを表明。21日、兵庫県は環境影響評価審査会を28日に再開することを決定、公表されました。同様に神戸市も、1月中旬に審査会を再開する意向です。

 

審査再開を受けて、市民がしっかりと審査会での議論を見ていくことが重要です。

ぜひ、予定が合う方は、傍聴も検討いただけたらと思います。

 

株式会社神戸製鋼所神戸製鉄所火力発電所(仮称)設置計画に係る

環境影響評価準備書のデータ検証を議題として、環境影響評価審査会

日時 平成29年12月28日(木曜日)14時30分~16時30分

場所 ラッセホール 5階 サンフラワー

  (神戸市中央区中山手通4-10-8 Tel:078-291-1117)

議題 株式会社神戸製鋼所神戸製鉄所火力発電所(仮称)設置計画に係る 

   環境影響評価準備書のデータ検証について

 

【各行政の発表資料】

兵庫県

(株)神戸製鋼所の環境アセスメントに関するデータ検証について

神戸市

(株)神戸製鋼所の環境アセスメントに係るデータ検証結果について

 

【関連報道】

【20171226・毎日新聞】火力発電所「不適切な処理は確認されず」

【20171226・神戸新聞】神鋼発電所計画 環境データ改ざんなし 兵庫県と市