【ご案内】写真展#2 #3 神戸の石炭火力発電所問題に向き合った市民の記録

いつもご支援いただき、ありがとうございます。

神戸学生青年センターでの写真展#1に続き、以下の2か所での展示が決定しました。

ぜひ、皆様のご来場をお待ちしております。


2023年2月、新たに神戸に建設された神戸発電所4号機が稼働を開始しました。

神戸には、住宅街から僅か400mの距離に、石炭を燃料とする火力発電所が4基あります。

私たち「神戸の石炭火力発電を考える会」は、公害患者会、環境団体、学識者によって構成する市民団体です。私たちは、地域・地球環境に与える影響の大きさから、多くの市民とともに建設計画に反対の声を上げました。

この写真展は、神戸の石炭火力発電所に向き合い、闘ってきた市民の活動の記録です。今回の写真展は、第2回目となり、パタゴニア神戸の協力を得て開催いたします。

 

私たちの闘いは続いています

建設計画における手続きにおいて提出された資料を読み解き、問題点を明らかにし、行政に対して建設を認めないように要請してきました。また、日本で初めて公害調停という手続きによって、事業者との対話を通じて建設計画の撤回を求めてきました。しかし、建設計画を止めることが叶わず、裁判所へ訴えることとしました。2018年9月に、神戸製鋼所、関西電力に対して建設・稼働差し止めを求める民事訴訟を起こしました。同年11月には、建設を認めた国に対する行政訴訟を起こしました。2023年、行政訴訟は最高裁において、棄却・却下され裁判は終結しました。現在、企業の責任を問う民事訴訟の控訴審を闘っています。次回の裁判は2024年10月23日に予定されています。

 

私たちは、写真展における出会いを通じて、一人でも多くの方と、神戸の石炭火力問題を共有する場にできればと考え、企画しました。この出会いが、共に変化を進める一歩となることを願っています。

写真展開催のご案内

写真展 #2: パタゴニア神戸

期間: 2024年10月12日(土)‐10月31日(木)

時間: 11:00‐19:00 ※10/16(水)は定休日

場所: パタゴニア神戸(神戸市中央区伊藤町108番地 ダイヤ108)

阪急三宮駅より徒歩10分

 

写真展 #3: ink BOOKS & COFFEE

期間: 2024年10月20日(日)、25日(金)、26日(土)

        11月1日(金)、2日(土)、8日(金)

時間: 金曜 11:00‐22:00 土曜 16:00‐22:00

場所: ink BOOKS & COFFEE(神戸市灘区六甲台町6-20 シャルマンハイツ2階)

   阪急六甲駅より徒歩15分、バス停「神大正門前」よりすぐ

 

オープニングイベント

テーマ: 半径3kmから考える神戸の未来とエネルギー〜石炭火力問題を知ろう〜

日時: 2024年10月20日(日)18:30‐19:30【時間が変更になりました】

場所: ink BOOKS & COFFEE

ゲスト: 今井 絵里菜(神戸の石炭火力発電を考える会)

     塚原 東吾(神戸大学国際文化学研究科 教授)