【プレスリリース】
石炭火力ゼロをめざすキャンペーン- Japan Beyond Coal 発足
9月29日、日本の石炭火力発電所を2030年までにゼロにすることを目指すキャンペーン「Japan Beyond Coal -石炭火力のない未来に-」を発足しました。
現在日本には、把握されている既存の石炭火力発電所が163基49,315MW(4,931.5万kW)、さらに、計画中・建設中の石炭火力発電所が17基9,924MW(992.4万kW)あります。気候危機を回避するためには、地球の平均気温上昇を工業化より前に比べて1.5℃の上昇に抑えることが求められていますが、そのためには、日本を含む先進国が自国内の石炭火力発電所を2030年までにゼロにすることが不可欠となっています。
Japan Beyond Coalのサイト(https://beyond-coal.jp)では、以下の情報を発信し、石炭火力発電所をゼロにするための動きを大きくしていくための活動を展開する予定です。
- 国内の石炭火力発電所をマップ表示し、稼働状況などの情報を更新
- 石炭火力発電所が全て「廃止」となることを目指して、基数のカウントダウンを表示
- 石炭火力をめぐる各種の動向やパートナー団体の活動などの情報を発信
9月29日の発足ウェビナーでは、Japan Beyond Coalに向けて、国連気候変動枠組条約事務局前事務局長のクリスティアナ・フィゲレス氏、国立環境研究所地球環境研究センター副センター長の江守正多氏、CDPジャパン ディレクター森澤充世氏より、メッセージをいただきました。
Japan Beyond Coalのパートナー団体は以下の通りです。
当会は、地域パートナー団体として参加しています。
▼Japan Beyond Coal(JBC)パートナー団体(11団体 順不同)
気候ネットワーク、CAN-Japan、国際環境NGO FoE Japan、WWF ジャパン、国際環境NGOグリーンピース・ジャパン、自然エネルギー財団、350.org Japan、釧路火力発電所を考える会、仙台港の石炭火力発電所問題を考える会、石炭火力を考える東京湾の会、神戸の石炭火力発電所を考える会
発足ウェビナー(2020/09/29開催)
問い合わせ先
Japan Beyond Coal E-mail: office[@]beyond-coal.jp
*[@]は@に変換してください。